岳・農鳥岳

(3189m ・ 3051m)

2007・9・21〜9・23 テント泊

南アルプス 南アルプス市・静岡市葵区

 

〜2日目〜

北岳山荘〜中白峰〜間ノ岳〜農鳥小屋〜西農鳥岳〜農鳥岳〜大門沢下降点

〜広河内岳〜大門沢下降点〜大門沢小屋

富士山の左から太陽が

富士山の左から太陽が昇り あたりを赤く染める。

北岳のモルゲンロートを見ながら テント撤収。

出発の準備をする・・・。

小屋泊の人達 意外に外に出てこないなぁ?

もう出発しちゃったのかな?

この景色を夜明けから ず〜っと見れるのは

テント泊の特権だね・・・・。

V(^0^)

北岳のモルゲンロート

今日も いい天気になりそうだ!

 

6時10分 予定より少々遅れたが 元気に出発!

間ノ岳への稜線歩きのスタートだ!

まずは 中白峰を目指して登っていく。

振り向けば 北岳・・そして その左後方に 甲斐駒

北岳

北岳の左に甲斐駒ヶ岳

背後には北岳

中白峰(3055m)

6時39分 中白峰のピーク3055mに到着!

気持ちのいい朝だぁ!   V(^0^)

ピークには 山名が彫られた1本の丸木が立って

いたが・・・・文字は読み取れない状態だった。

 

北岳の右に八ヶ岳 鳳凰三山 富士山

これから目指す間ノ岳〜農鳥岳の稜線。

中央アルプスの山並み・・・そして仙丈ケ岳と

360°の大パノラマは 今日の山行の素晴らしさを

予感させるのには充分すぎる・・・V(^0^)

 

6時47分 間ノ岳を目指して 中白峰を出発!

 

岩場の登山道を一旦下って

そこから 緩やかに登って行くと

そこが日本で4番目の高峰 間ノ岳3189mだ。

7時39分 間ノ岳(3189m)頂上に到着! かなり広い山頂には 数人の人がいるだけ・・・。

ほとんど 貸切状態だ。・・・・・\(^o^)/バンザーイ!!

山頂には 団子形状の標識と南ア特有の東海パルプの四角柱の標識と 2つの山頂標識があった。

ここは 静岡 長野 山梨の県境・・・だから間ノ岳

間ノ岳(3189m)・・・団子型山頂標識

間ノ岳(3189m)・・・四角柱型山頂標識

仙丈ケ岳

ここで 朝食に・・・レトルトの梅粥を作って食べる。

おかずの周囲の眺望は

お盆に歩いた荒川三山・赤石岳 その奥に聖岳

今後 登る予定の塩見岳も バッチリ見える!

完全に 晴れ男パワー全開だよ〜!!

V(^0^)

 

風もないし 気持ちいい山頂・・眠くなっちゃう・・・。

富士山

眺望・・・北の方角

眺望・・・南の方角

間ノ岳を下る

8時10分 間ノ岳を出発!  ココからは

塩見岳方面に向かう人と農鳥岳方面に分かれる。

もちろん ボクらは

農鳥岳目指して左のルートを下る。

 

間ノ岳と農鳥岳の鞍部にある農鳥小屋まで

コースタイムは1時間・・・ここから見ると

すぐソコに見えるんだけどなぁ・・・・。

目指す農鳥岳

下に農鳥小屋が見える

農鳥小屋に向かって急降下

ガレ場の急斜面を急降下・・・けっこうヒザにくるなぁ・・・こりゃあ 1時間かかるよ。

途中から 腹の調子が・・・???   ちょっとペースをあげる。

農鳥小屋

9時7分 農鳥小屋に到着! 約1時間かかっちゃった・・・(*⌒⌒*ゞ ポリポリ

早速 トイレへ・・・εεεεε┏( ・_・)┛

南アルプス深部ならではの・・・怖〜いトイレだ・・・。

鍵もなかったし 破れてドアも穴だらけ・・・床に四角い穴をあけただけの

斜面垂れ流しのトイレだ・・・・。

 

一服して これから登る急斜面を見上げて気合を入れる・・・・・

レ(゜゜レ) ガッツだぜ!

9時25分 農鳥小屋を出発!

高くそびえる急斜面を登り始める・・・農鳥小屋が みるみる小さくなっていく。

1つ目のピークを登りきって 2つ目のピークを巻いて行くと なだらかな登りになる。

急登を一気に登る

2つ目のピークは巻いて通り抜ける

そして直角に左へ折れる地点に到達する。・・・あとから判ったが ココが西農鳥岳3051mらしい。

農鳥岳は3026mの農鳥岳と3051mの西農鳥岳からなり 通常は3051mとしている。

ここが西農鳥岳(3051m)山頂?

2つのピークを越えて・・・

農鳥岳(3026m)山頂の向こうに富士山

岩場のアップダウンを繰り返す

西農鳥岳から2つほどピークを越えた所から

農鳥岳越の富士山が見えた!

 

一度下降してから 岩場のアップダウンを繰り返し

そこから なだらかな登山道を一直線に登ると

そこが農鳥岳(3026m)の山頂だ。

 

11時28分 農鳥岳山頂に到着!

\(^o^)/バンザーイ!!

 

朝 4時に奈良田を出発して 7時間で登ってきた

という お爺さんが1人いただけだった。(すごい!)

 

ここで昼食の天ソバを食べる・・・

相変わらず 周囲の眺望は 素晴らしい!

農鳥岳(3026m)山頂

なだらかな下りが続く

12時10分 農鳥岳を出発!

ココから大門沢下降点までなだらかな下りが続く。

いつのまにか 前方には深いガスが発生・・・・。

正面の広河内岳(2895m)にもガスが

かかり始めた。 余裕があれば 下降点にザックを

デポして 往復1時間の広河内岳に登ってみよう

思っていたが・・・・腹の調子も悪いし・・・・

この天候じゃあ 止めておこう・・・(軟弱者だし)

広河内岳はガスが・・・

12時28分 大門沢下降点に到着!

ガスがひどくなってきて 大門沢への登山道が

ガスの中に消えている・・・・。  一休みして

これから2時間半の急降下に備える・・・・。

 

12時40分 ガスの中を大門沢小屋の幕営地を

目指して下り始める。 滑りやすい急な下りだ。

樹林帯の中に入ると ガスは消えたが・・・・・

大門沢下降点

ガスの中 下り始める

かなり 蒸し暑いし・・・荒れた登山道は とても 歩きにくい・・・疲れるなあ・・・・。

滑りやすく・・・段差が大きく・・・急な下りは ザックの重さが ヒザにくるよ。

そして 2度現れた・・・丸木で作られたハシゴ状の架橋・・・微妙に危ねェ橋だなぁ。

急な下り

段差の大きな下り

微妙に危ねェ橋<1>

微妙に危ねェ橋<2>

周囲が少し暗くなってきた・・樹林帯の中なので

暗くなるのが早いようだ・・・急ごう!

 

14時38分 大門沢小屋に到着!

先ずは・・・缶ビールで

( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパ―イ

 

幕営料2人で1000円払って 今夜の別荘を設営。

大門沢小屋

( ^_^)/□☆□\(^_^ )

今夜の別荘

今夜の別荘も なかなかいいロケーションだ・・

正面に富士山も見えた。

しばらく コーヒー飲みながら ノンビリと過ごす。

 

16時半過ぎには 早めの夕食を・・・・・。

別荘前で夕飯

今夜も 超手抜きメニュー・・・・・ヤキトリ丼と味噌汁とサバの味噌煮缶

 

17時半過ぎには 早すぎる就寝・・・・疲れた一日だった・・・。

(昨夜と違って 高度もだいぶ低いし樹林帯の中で蒸し暑く・・・

シュラフ必要ないくらい暑い夜でした・・・・・。)