金時山(4回目)

2001・2・17  (1213m)

神奈川県箱根町・静岡県小山町

公時神社駐車場〜金時山〜公時神社駐車場

4回目の金時山登山は冬! 雪の金時山にチャレンジ!

雪の積もった山を登るのは初めての経験。

不安と期待を胸に秘めて 6時30分に自宅を出発!

静岡ICから東名にのった。いつものようにずっと追い越し車線を走っていく。

清水ICのところで ガビ〜ン!事故渋滞!なんてこった!それでも20分待ちで清水ICを通過できた。

御殿場ICで東名を降りて金時神社駐車場に7時35分到着!初めてこの駐車場に停める事ができた。

気温は−6。駐車場は一面雪だった。今日は停めてある車が5台。少ないなあ。ちょっと不安。

 

8時駐車場より登り始める。

神社横の杉林の中の登山道に入ってビックリ! なんだこれ!!

雪は凍っていて登山者が通って圧雪されたところは 完全なるアイスバーン!

これじゃあ僕のトレッキングシューズでは無理だ。

軽アイゼン(4本爪)を付けたけど大丈夫かなあ?

かなり心配になってきた。辺りに人はいないし。

 

歩き始めると

4本爪のケイアイゼンでもかなりの効果。

爪先に爪が無いから心配だったけど 一歩一歩確実に、XCスキーで上り坂を登っていく要領で歩けばいいんだ。

雪で石や岩が埋もれていて かえって楽に登れるじゃん。

スタコラサッサ〜!と 雪の無い時より 楽に登っちゃった。

 

途中 タバコを一服の小休止をはさんで 駐車場から55分。

8時55分に山頂に到着!指を雪につけることなく登頂成功!!

 

あれ? 誰もいないジャン!

いつも混雑している金時山の山頂が僕のために貸しきり状態で待っていてくれたんだ。

天気が良くて 青い空に雄大な富 士山!キレイに雪化粧して僕を出迎えてくれた。

富士山の右側には北岳・鳳凰三山・八ヶ岳・三ツ峠と

信州・甲州の山が見える!

NJR 超感激〜〜〜!

先ずは富士山バックに記念撮影!

 

軽アイゼン外して金時茶屋に入る。

やっぱり誰もいない。金時娘だけだった。

「お姉さんビール頂戴!」一発目にお姉さんと言ったのがよかったのか(?)、

今日の金時娘はやさしかった。

ビールのツマミに「美濃屋のあられ」を一袋くれた。

 

登頂者名簿に「NJR]と「お日様マーク」を記帳!(ネット上で結成した山岳会にこにこ仲間決め事!) 

うめ隊長(1・4登頂)、にしははさん(1・5登頂)の記帳を確認!

ビールを飲みながら金時娘といろいろ話をした。

金時娘は毎朝2時に登ってくるとのこと。それを50年続けているんだって!・・・ビックリ!

金時娘と話しているうちに 気に入られちゃったみたい! 

「プレゼントあげるよ!」といって 元旦にしか貰えないGOODS3点をもらった。

      

1)2000年元旦登頂記念のピンバッチ。

2)2001年元旦登頂記念のピンバッチ。

3)2001年元旦登頂記念のストラップ(首からカメラなどをかけるタイプの)

そして二人で記念撮影しようという事に・・・。

二人で茶屋を出るとおじいさんが一人とカップルが一組いた。

おじいさんに向かって 金時娘が叫んだ!

「シャッター押して!富士山と北岳と八ヶ岳がバックに入るように!」・・

 

悪いなあと思いつつマサカリを持った金時娘と記念の一枚!

金時茶屋でピンバッチを買って、

(金時山のピンバッチは3種類。今回で全部揃った!)

キレイな富士山に別れを告げ 9時35分下山開始!

雪があるから下りは慎重にとスタート!

のんびりと景色を観ながら下り始めた。

でも慎重といってもゆっくりと下れない長いスロープなどは走って下った方が楽だった。

途中4組の中年夫婦・4人のパーティ・7人のパーティ・二組のオバタリアンに出会った。

杉林の中も暖かくなって 少し雪が柔らかくなっていた。

 

金時神社駐車場に10時15分 無事帰還!

下りの所要時間 40分。気温は5℃に上昇していた。

着替えてから車の中で一服しながら頂上からの素敵な眺望を思い出した。

本当に今日はいい山登りだった。

雪山といっても天気がよく 風も全く無かったし、とても暖かだった。

気持ち良い汗をかいた!

10時30分神社をあとに 帰路に着く。11時30分自宅に戻ってきた。