富士山（３７７６ｍ）

（５回目）

２００１・７・７

静岡県富士宮市

富士宮登山道より

今年の富士登山は　会社の若手Ｔと一緒に登ることにしていた。

６日の夜９時に静岡を出発・・富士宮登山口駐車場で車中泊して

７日の朝５時頃から登る作戦だった。

ところが　天気予報で　６日夜から７日は雷を伴う大雨だという・・。

６日夕方　ホントに雨降るのかよう・・・と　泣く泣く延期して帰宅した。

ところが　帰宅途中に見えた富士山は７月には珍しく

雲が全くかかってないキレイな富士山だった。

車のラジオからは６日夜から７日は曇りで雨は降らないと言っている・・。

家に帰って急いでＮＨＫをつけると・・・「間違った予報を出してました。」

と　予報官が言っている・・晴れだと言っている。

(￣□￣;)！！ガーン 　　すぐにＴの携帯にＴＥＬ。

なかなか　つかまらなかったが　１９時過ぎにようやく連絡がつき

急遽　富士山に向かう事になった。

２１時１５分頃　静岡をボクの車で出発。

２３時頃　富士宮登山口駐車場に到着。

さすがに山開きの翌週・・・駐車場はガラガラ。　　登山口のすぐ近くに駐車できた！

７月７日５時４５分　登山口を意気揚揚と出発！

登山口は快晴！頂上のドームもハッキリ見える！

キツイ！でも大丈夫さ・・毎年　登り始めはキツイく感じるんだ。

六合目の宝永山荘を過ぎれば　調子があがるさ・・。

ところが・・・調子良くなるどころか･･右足に電気が走った。

足がつりそう・・・。更に　今週火曜日頃から続く　腰痛が再発・・。

そして・・追い討ちをかけるように深い霧が（と　いうより雲）発生。

寒い！腰が痛い！足がつりそう！・・・三重苦？

今年は　頂上までたどりつけるかなあ？

会社の若い衆と来てるからリタイヤはカッコ悪ィ〜なあ・・・。

そんなことを考えながら　登っていく・・。

あれ？山小屋　全く営業してないじゃん・・。

頂上まで　あと何分の立て札もないぞ・・・。

昨年のペースを思い出しながら　

あとどれくらいか　想像しながら登っていく。

ラッキーなのは　登山者が少なかった事。

下ってくる人もほとんどいない。

当然　渋滞なし！　自分のペースで登れる。

八合目まで来ると　雲の上に出たのか　真っ青な青空が目の前に広がった！

足の具合も　復活〜！（しかし・・腰痛は相変わらず・・・）

ちなみに八合目の山小屋だけは営業していた。

八合目を過ぎると　今年は大きな雪渓が右手に見えた。

結局　今年の体力不足を実感しながらも　９時５４分頂上に到 着！

今年は４時間９分かかった・・・。　　　飲んだ水は４００ｍｌぐらい。

頂上に着くと　風はなく陽の光は穏やかで暖かかった・・。

今年の頂上は気持ちヨカ〜〜！

が！・・・郵便局はまだやってない。　それどころか・・・　浅間神社も閉じたままだ・・・。

かろうじて　売店は開いていた・・ものすご〜く　薄暗いなかで・・・。

当然　ピンバッチＧＥＴ！（２種）・・・今までは売店には入ったことなかったんだ。

そして　ついでにＴシャツも買っちゃった！（当然　ボクの）

頂上からの眺望は　眼下に広がる雲海に阻まれて　

下界とは完全に隔離された世界になっていた。

今年も測候所まで馬の背を登って行ってみることにした。

（実はＴと一昨年も登っているのだけど　その時は　行かなかったので）

富士山の火口（一部雪渓になっていた）を右手に見ながら

馬の背を登っていく！

測候所で記念撮影して　浅間神社前に戻って昼食タイム！

今日の昼飯は　昨夜　朝飯用にワイフが作ってくれた握りマンマの残り２個！

腹ごしらえをして11時５０分頃　下山開始。

途中　営業していなかった山小屋では　内装工事や掃除など　営業準備におわれていた。

八合目を過ぎると　またもや雲の中・・・・今度は下が全く見えない程の雲。

そして　水分が多く　体がビショビショに　なっていく。

そして　蒸し暑い・・。そして・・・恐れていた　ヒザの激痛。

ずっと　右足がつりそうでかばって登ってきたからか　左のヒザを痛めてしまった・・。

ゆっくりと　休息しながら・・・ビショビショになりながら　１４時に駐車場に戻ってきた。

下山時間　２時間１０分かかった・・・。（体力不足　またまた実感）

下りは７００ｍｌくらいの水を飲んだ・・・。

でも　やっぱり来てよかった！

疲れたけど・・いい富士登山だった！

来年も　山開きの次の週に登るとしよう！