
御嶽山(3067m)は、今なお山頂に蒸気が噴き出しているコニーデ型火山で信仰登山の霊山として全国に知られています。
その歴史をさかのぼれば 信濃国司石川望足(しなのこくしいしかわもちたり)が
大巳貴命(おおなむらのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神をおまつりし、
疫病のまん延を防ぐことを祈願したのは774年のこと。
それ以来修験者の道場として栄えさらに優れた行者らの活躍によって集団登山「御岳登拝」が全国に広まったそうです。 |

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御嶽山は 一度は登ってみたいと思っていたが
なかなか その機会に恵まれなかった。
今年は まだ 3000m級の山に登ってないので
ここはイッパツ 秋山第一弾ってことで
御嶽山に登ってみようっと!
御嶽山の山頂は広く 登山ルートもたくさんあるが
今回はとりあえず田の原の登山口から
御嶽山の最高点剣ヶ峰へのピストンにトライした。 |
台風一過の週末 天気予報もバッチリ!
o(^ー^)oワクワク
気分で 9日の夜
仕事から帰ってきて 20時過ぎ 自宅を出発!
中央高速塩尻ICから 国道19号に出ると
な・・なんと・・雨が降ってきた・・・。
木曽に入ると ドシャ降りの雷雨!!
10日1時に田の原の登山口駐車場に到着して
車の中でで仮眠をとるが 雨の音がうるさい!
朝 5時起床・・・Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
雨だぁ・・・・想定外の天候だぁ・・・
暫くすると 雨が上がり キレイな朝焼けが・・
よっしゃぁ! 急いで 朝飯を食べて 支度をする。
あれれ・・・また 小雨が・・・
御嶽は ガスで全く見えない・・・
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雨がまた止んだ・・・よし! 出発〜っ!! 気分は 雨上がり決死隊!
駐車場入口の鳥居が登山口
登山道=御嶽神社の参道・・・なのだ。
6時15分 鳥居をくぐって まっすぐにのびた登山道を歩く・・
といっても 参道の雰囲気だけど・・・
歩き出すと 完全に雨が止んだ・・・\(^o^)/バンザーイ!!
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この登山道 少し歩くたびに 祠や社が現れる・・・さすがは 霊峰 信仰の山だ |
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登山道は だんだん急な登りになって
登山道らしくなってきた。
急に 周りの木がなくなり 眺望の利く場所にでた。
少しだけ 青空が見える・・\(^o^)/

でも 雲が かなり速いスピードで流れている。
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登山道脇に目をやると・・・「あかっぱげ」の標識が・・
あかっぱげ〜〜〜???? (〃^∇^)o_彡☆あははははっ
登山道は 樹林帯を抜け ガレ場へと・・・
しかし 一向にガスが晴れない・・・風が強い・・・・
目指す山頂方向に 王滝山頂小屋がガスに霞んでうっすらと見える。
(下の写真 クリックすると ちょっと大きくなります・・・ちょっとだけ・・)
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8合目
この中に金剛童子像が
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ガレ場の登山道
あいかわらずガスの中
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あっ!
石室の写真撮り忘れたぁ!
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ガスの中にうっすらと・・
王滝山頂小屋が・・・
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八合目石室を過ぎて ちょっと登ると
富士見石の標識があった。

このヘンから
青空が広がっている時間が長くなってきた。
振り返っても 富士山は見えなかったけど・・。
眼下は・・ガス 空は青空!
雲の上に 出たのかな?
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王滝山頂小屋も 青空の下にハッキリ見える
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九合目を過ぎる頃には 振り向くと
雲海に浮かぶ中央アルプスの山並み(手前の濃い色の山並み)
そして その向こうに富士山(中央の奥)と
南アルプスの山並み(右奥の薄い色の山)が 見えるようになった。
九合目からちょっと登ったトコに 「一口水」という水場があったが
先に飲んでいた人達が「温いなぁ・・」って言っていたので
飲むのは やめておいた・・・温泉??
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一口水を過ぎると ガレキの急登が続くが
富士山の砂礫の登山道に比べれば
足場がしっかりしていて歩きやすい。
奥ノ院への細い道を左に見送り登って行くと
非難小屋 中央不動を経て
山頂小屋が どんどん近づいてくる。

小屋の手前左側に今にも崩れそうな大きな岩が
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8時7分 王滝山頂小屋に到着。
小屋は営業はしているようだったが
入口は閉まっていて 人影はなかった。
狭い脇道を通って進むと
脇に「王滝頂上」の標識がある階段があり
その階段を登ると御嶽神社奥社がある。
その石囲いの奥を抜けると
八丁ダルミから剣ヶ峰と続く光景が
青空の下に見える!
(ノ゚O゚)ノ OH〜〜〜!!

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ここで ちょっと長めの休憩をして
8時25分 いよいよ剣ヶ峰を目指す。
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八丁ダルミに出ると左手には
地獄谷から湧き上がってるのだろうか?
白い噴煙が湧き上がっている。
右手には 中央アルプスの山並みと
富士山 南アルプス
こっちから見る富士山の山頂は
普段 見慣れている富士山とは違って
頂上が かなり広く見えるなあ・・・・・
しかも・・・角がある。
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
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富士山の山頂両端に角があるの・・・
わっかるかなぁ〜??
わっかんねーだろうなぁ・・・・

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霊神像の左脇を直進し
まっすぐに山頂直下の「剣ヶ峰旭館」を目指す!
見た目より歩きやすい登山道
頂上がどんどん近づいてくる。
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あっけなく剣ヶ峰旭館に到着!
剣ヶ峰旭館玄関横の階段を登ると

もう一軒の山小屋 「頂上山荘」があった。
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そして 頂上山荘 手前の階段・・
見上げてみれば・・・
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それは・・・・
青空へと続く・・・天国への階段?
ここを 一気に登ってしまうと
ここが御嶽神社奥宮が鎮座する 剣ヶ峰頂上!

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8時41分 御嶽山剣ヶ峰 3067mの 山頂に 到着!

登山口での 小雨・・・ 登山道での・・・ガス
頂上に来てみれば・・・ウソのように 晴れて 視界良好! 風も穏やか!
気持ちいい〜〜!! \(^o^)/バンザーイ!!
眼下に 水の無い 「一の池」 まるで氷河湖のようなキレイな色の「二の池」が キレイに見える!
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「一の池」
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「二の池」 クリックすると大きくなります
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奥宮の裏へ行ってみると・・・
眼下に 地獄谷の一部(?)・・・・かな?
奥から白い噴煙が 湧き上がってくる・・・
(ノ゚O゚)ノ OH〜〜〜!!
この場所 表側と違って大きな石がゴロゴロ
人もいないし こっちの方が
落ち着くなぁ〜〜〜
建物に風が遮られて 寒くないし・・・
気持ちいいぞ〜〜
V(^0^)
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中央アルプスの向こうに見えるのは・・・南アルプスの北岳と間ノ岳かなぁ? |
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富士山も バッチリ!!
気持ちいい山頂 だんだん人が多くなってきた。
名残惜しいけど・・・・
9時15分 頂上をあとに・・・・下山開始
下山開始直後・・・・
ボクらが 階段を下りて頂上小屋でピンバッチ買ってると
山頂は すぐソコなのに・・・・ガスで見えなくなった。
ラッキ〜〜〜!! V(^0^)
下りながら振り返ってみても 山頂は雲の中に隠れている。 |
山頂を目指して登ってくる人が多くなってきた。 みんな これから登ってくるんだあ?
さっきまでの山頂からの眺望 この人達も見ること出来るかなあ??
ボクらは ラッキーだったんだなあ・・・・( ̄。 ̄
)ボソ... |
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下りは快調なペースで歩いていく。
振り返ると 依然 山頂には雲がかかっている。
麓の方も 雲で見えない・・・・
歩いている このヘンだけが 晴れてるってカンジ
正面の下の方の雲が流れて
一瞬 田の原の駐車場が見えた!
ボクらが 出発した時より
だいぶ車の数が増えてるなぁ・・
みんな
けっこう遅い時間から登り始めるんだなぁ・・
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田の原の駐車場が近づくにつれ 頭がガンガン痛み出してきた。
(。-_-)ん? また 高山病かぁ・・・・?
143日前 禁煙してから どーも 高山病に悩まされるようになっちゃったなぁ・・・
゚-゚;)ヾ(-_-;)
オイオイ... ワイフも高山病の症状が・・・・
二人そろって 体調不良になったら・・・・・
・・・・やっぱり 帰りの運転は ボクかぁ Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン |
10時57分 無事 田の原の駐車場に到着!
昨夜から 登山開始の直後まで どうなるかと
心配だった天候も・・・・
登ってしまえば 素晴らしい天候になって
登り・・2時間26分 下り・・1時間42分
(休憩含む)
とっても満足の3000m級 登山でした。
今年の秋山第一弾は バッチリV(^0^)!!
帰りは 途中「うしげの湯」という温泉で汗を流し
手打ち蕎麦を食べて 体力回復です。
ここの露天風呂 けっこう良かったです。
パンフレットが無かったので
温泉紹介のページにUP掲載しませんが
なかなかですよ・・・。 |
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木曽路は 静岡から来ると 中央道から来ても 東名から来ても
ちょうど 中途半端に中間ぐらいになって アクセスするには時間がかかります。
なかなか 来るには 強い決意がないと・・・・(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
でも 木曽には 登りたい山 たくさんあるし・・・・
そろそろ 中央アルプス・デビュー 考えちゃおうかな・・
(*’-’*)エヘヘ♪ |
帰路 国道19号の 日義の道の駅で ネット仲間の木曽駒さんと待ち合わせ。
駐車場での立ち話・・・たのしい時間でした。
あとで考えたら お茶でも飲みながら・・・の方が落ち着いてよかったかも。
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
でも 木曽駒さん 想像通りの 楽しい方 ステキな女性でした。
今度 一緒に 山へ登りたいっす! |