天狗岳(東) (2640m)
(8回目)
2013・ 6・29
長野県茅野市
桜平〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜箕冠山〜根石岳〜天狗岳(東)〜白砂新道〜本沢温泉
〜雲上の湯〜夏沢峠〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜桜平
一昨年購入した1人用テント 昨年は 母の事で忙しくソロデビュ〜の機会がなかった・・・今年こそ♪ 普段は日帰り山行エリアの八ヶ岳で 桜平から天狗岳に登り 佐久側の本沢温泉に下り ここでテントを張り 日本最高地点の野天湯で ゆっくりくつろぐプランを立てた・・・翌日 夏沢峠に登り 桜平に下るプラン。 完璧なソロテント泊デビュ〜プランだ♪ <o( ̄^ ̄)o> エッヘン!!
|
クリックすると大きくなります |
||
ガラガラの桜平 |
4時半過ぎに桜平に到着すると・・・今まで経験したことない程ガラガラ状態。 ゲート近くに駐車スペースが たくさん空いていた・・・・ V(^0^) 支度をして 5時13分 桜平を出発! 20Kgのザックを背負っての出発・・・暑くなる前に 稜線に出たいから 頑張って 早起きしてきました・・・・眠い・・・。 5時37分 夏沢鉱泉 通過! 6時17分 オーレン小屋 到着! ここまで順調なペースだ。 |
||
オーレン小屋の水洗トイレを借り ちょっと休憩。 硫黄岳の稜線がハッキリ見える・・・ちょっと雲があるが 天気は良さそうだ。 V(^0^) 6時35分 オーレン小屋を出発! 小屋の裏を左に折れ 箕冠山(2590m)を目指して登り始める。 だんだん蒸し暑くなってきた・・・汗が噴き出る・・・・早く稜線に出たい。 今日は まったく登山者に会わないなぁ ・・・( ̄。 ̄ )ボソ... |
硫黄岳 |
||
箕冠山(2590m)山頂 |
まだかまだかと 時計を見ながら登り・・・ 7時18分 箕冠山(2590m)山頂 到着! 山頂と言っても 夏沢峠からの稜線の登山道との 合流地点になっているだけで 眺望は無く 三角点も なげか だいぶ剥き出しになっていて 傾いていた・・・WHY??? だいぶ汗をかいたので 小休止をして水分補給・・・ 7時20分 箕冠山を出発! |
傾いている三角点 |
|
箕冠山山頂から すぐに根石岳山荘に出る。 ここからは キレイに木が無くなる。 イワカガミが群生していた。 正面に これから登る根石岳 その奥に天狗岳 青空がキレイだ!! (結果・・・この青空が全てでした) 佐久側は 一面 雲海に覆われていた・・・これもキレイだけど。 |
奥に天狗岳(左) 手前に根石岳(右) |
||
イワカガミ |
雲海 |
||
根石岳山荘前から根石岳に登る辺りは コマクサの群生地で有名だけど まだ 緑の葉ばかりで 花は咲いていなかった。 |
|||
硫黄岳の奥に 赤岳 中岳 阿弥陀岳 |
ガレキの斜面を登り 7時32分 根石岳(2603m)山頂 到着! 山頂からは 南八ヶ岳の山々 キレイに見え 中央アルプス 御嶽が薄ら見えていた。 7時36分 根石岳を出発! |
||
根石岳(2603m)山頂 |
眼下に 根石岳 |
||
白砂新道分岐から |
根石岳を下り 天狗岳との鞍部に 本沢温泉に下る白砂新道との分岐がある。 ここから天狗岳を見上げると 天狗岳が美しく見える。 登る気合が入る♪ レ(゜゜レ) 眺望良さそうだし・・・ 風も無さそうだし・・・ 空いていそうだし・・・頂上
東天狗への登山道脇の岩場に 初夏の花が咲いている。 思いザックを背負ってのキツイ登りも 癒されますなぁ・・・ |
||
イワベンケイ |
コケモモ |
イワカガミ |
V(^0^) |
8時3分 東天狗岳(2640m)山頂に 到着! Σ( ̄ロ ̄lll) な なんと・・・ 周囲は 真っ白じゃあございませんか・・・┓(´_‘)┏ 眺望は ほとんどナシです・・・。
それにしても・・・ちょっと早く着き過ぎちゃったなぁ。 今から 本沢温泉に下っても 時間を持て余すだけだし・・・ |
(東)天狗岳(2640m)山頂 |
||
西天狗岳(2646m) |
空腹感を感じていたので コンビニで買ってきたオニギリを食べ ガスが晴れるのを待つ。
徐々に 周囲のガスは取れてきたが 遠方の雲はとれず 眺望はイマイチだった・・・。
7時30分 天狗岳から下山開始! |
下山の頃には青空になった |
|
白砂新道への分岐 |
崩れやすい急斜面を下る |
白砂新道との分岐を左に折れ下る。 本沢温泉方向は ガスで真っ白・・・何も見えない。 白砂新道・・・キレイな登山道のイメージだが とんでもない登山道だった・・・┓(´_‘)┏ 下り始めは 柔らかく崩れやすい土の急斜面。 しかも 崩れることが多いのか ルート判別が難しい。 気を抜くと滑落しそうな斜面を下る。 |
|
しばらく下り樹林帯の中に入ると あまり整備されていない急な段差の大きい登山道となる。 この季節だからか・・・湿った登山道は ツルツル滑る・・・ホントに気疲れする下山ルートだ。 直線的に下るので 背中の重いザックが疲労感を増す・・・・。 そして 蒸し暑い・・・・。 汗ビショビショ・・・ ┓(´_‘)┏ 早く温泉に 入りたいよ〜!! |
|||
本沢温泉 |
9時25分 本沢温泉に到着! もう ヘロヘロです・・・。 先ずは・・・アクエリアスを買って一気飲み。 小屋のおネーさんに 野天風呂の場所 テント場の場所を訊く。 野天風呂は ここから5分ほど登山道を登った所。 テント場は ここから5分ほど下った所だそうだ。 この疲労感 ヘロヘロな今のボクが 一度テント場まで下ったら 野天風呂まで 登り返す元気があるだろうか? おネーさんが言うには 「今日は このあと 午後から雷雨の予報」だって・・。 Σ( ̄ロ ̄lll) |
||
空を見上げると・・・あれ? いつの間に? 一面 黒っぽい雲で覆われていて 今にも降り出しそうな雰囲気。 なんか テント泊のテンション 急降下です・・・┓(´_‘)┏ ここでテントを張り 午後は野天風呂でノンビリ過ごす計画だったのに・・・・。 こんなに早い時間に ここでテントを張って 午後 雷雨の中 テントでジッとしているのは 嫌だなぁ・・・。 |
|||
とりあえず このまま雲上の湯に行って 風呂に入りながら 今後の行動を考えよう! 「雲上の湯」の入浴チケットと缶ビールを購入し おネーさんに 「風呂に入って元気が出て復活したら そのまま夏沢峠を超え オーレン小屋でテント泊 復活出来なかったら 戻ってきて ここでテント泊」 と伝えて 9時38分 雲上の湯へ向かう。 |
入浴チケット600円 |
木の幹に 案内板 |
|
しかし いきなり引き返したくなる・・・ザックの重さを感じる・・・けっこう急な登山道。 こんな急な登山道 テント場から登ってくるのは いかに空身でも かったるいなぁ・・・。 どんどんテンションが下がって行く・・・┓(´_‘)┏ 完全にヘタレです・・・ボク |
|||
斜面の下に風呂が見える |
しばらく登ると 「雲上の湯」に下る分岐があり 左に折れて 川原(?)まで ガレた斜面を下ると 9時45分 「雲上の湯」に到着!
貸切です! でも 登山道からは 丸見えだな。 湯船の横に 標識がたっている。 「雲上の湯 日本最高処野天風呂 標高2150米」 |
雲上の湯の標識 |
|
湯船の上の斜面にザックを置き 服を脱いで 入浴! ぬるめの湯だが 入っていると すぐに体が熱る。 ちょっと体を出していると この天候・・・寒いっ! ビールを飲みながら 気持ちよく入浴タ〜イム♪ 本体なら入浴しながら硫黄岳の爆裂火口を 下から見れるのだろうが 今日は真っ白なガスの中。 |
けして 露出狂では ありません・・・ |
||
湯船の上にザックを置いて |
硫黄岳はガスの中 |
||
空を見上げると・・・灰色の雲が一面に広がっている。 本沢温泉方面は 真っ暗。 もう 降ってるのかも。 もちろん 硫黄岳は その形さえ判らない・・・・な〜んも見えない。 ┓(´_‘)┏ 午後は 100% 雨だな・・・・。 ホントに 雷雨になりそうだ。 もういつ降っても おかしくない空模様・・・もう降ってきそうだし。 やっぱり 今日のうちに オーレン小屋まで行っちゃおうかな・・・。
一人での入浴も そろそろ淋しくなってきたので・・・・ポリポリr(^^;) 10時35分 雲上の湯を上がり 登山道の分岐まで上がる。 分岐の所で さて どこにテントを張るか・・・まだ迷ったが もし 明日の朝まで雨が残ったら 雨の中 登るのは嫌だし・・・ 今日 テント場まで下っても また 風呂に入りに ここまで登ってくるのも面倒になり オーレン小屋まで 行くことにした。 |
|||
10時57分 夏沢峠を目指して 登り始める。 ちょっと広めの林道のような登山道。 なだらかな傾斜の道を 折り返しを繰り返し 登って行くので けっこう楽に登れる。 そういえば 本沢温泉のおネーさんも 「白砂林道は 直線的で急なルートなので ほとんどの人は 楽な夏沢峠へ登る」って言ってた。 たしかに・・・・その通りだ。 |
登山道から風呂が見える |
けっこう広めの登山道 |
|
苔生す登山道に・・・
|
しかし 高度が上がってくると 蒸し暑くなり せっかく風呂に入ったのに・・また 汗ビッショリ! 登山道も 細くなり 苔生す登山道に変わった。 なんか 夏沢峠の西側と同じ雰囲気になってきた。
11時51分 夏沢峠の山びこ荘前に到着。 そのまま オーレン小屋を目指し 反対側の斜面の 登山道を下る。 もう少しだ ガンバレ! 俺! レ(゜゜レ) |
夏沢峠山びこ荘が見えた |
|
オーレン小屋も・・・ガス |
12時10分 オーレン小屋に到着! Σ( ̄ロ ̄lll) ここも・・・ガスで真っ白じゃん! とりあえず 小屋前のテーブルにザックを置き テント場の様子を見に行ってみた。 すると・・・・けっこうな賑わい。 若い人たちばかりだけど・・・・。 デッキのような板の上にテントを張れる場所は もうなくなっていた。 残っているのは 土の上だけだ…。 |
||
もう 完全に単独テント泊デビュ〜は ギブアップ状態。 やっぱり ヘタレだよなぁ・・・・ボク もう 昼飯を食べるのも面倒になり このまま下ることにした。
12時19分 オーレン小屋 出発! こうなったら・・・降り出す前に桜平に着かないと・・・・
12時47分 夏沢鉱泉 通過! この時間になっても 大勢 下から登ってくる。 こんなに暗い空模様なのに・・・・。
13時4分 桜平に到着!
車に乗って 唐沢鉱泉分岐を過ぎた辺りで・・・雨! 雨! よかったぁ〜♪
残念ながら 単独テント泊デビュ〜は お預けになってしまった。 次は 天気予報で 快晴の時を選んで 決行しようっと♪ |