八ヶ岳キレット縦走

2010・ 8・13〜14

阿弥陀岳・赤岳

    2805m        2899m  

旭岳・権現岳・西岳 

 2672m     2715m      2398m 

 

〜1日目〜

舟山十字路〜御小屋山〜不動清水〜阿弥陀岳〜中岳〜赤岳〜キレット小屋

今年のお盆休みの山行は 八ヶ岳のキレット・・・そう決めていた。

ココを歩けば 八ヶ岳の主稜線は全て歩いたことになる。

が・・・今年は 仕事と天候の悪さで 山行計画が計画通りにいかない。

夏の山行第一弾「北ア 唐松・五竜岳」がまだ実行できず

お盆休みは 北アに変更したと思ったら・・・台風の影響であっさり中止。

計画は またまた変更・・当初の計画通り 八ヶ岳キレット1泊山行になった。

キレット小屋宿泊予約を赤岳頂上小屋に申し込んだ時に キレットの情報を

訊いたところ 2人で下ってくるなら 落石事故の可能性があるかも・・・

ヘルメットを持っていたら ヘルメットを持参した方がいいと薦められた。

クリックすると大きくなります

今年ネットで衝動買いしたヘルメット・・・活躍の場があるのだろうか???

期待と不安が入り乱れる・・・一番心配なのは 天候だけど。

お盆休みの道路の混雑を避けるため

12日の夜21時に自宅を出発・・・高速を使わず

小淵沢へ!・・・小淵沢の道の駅で仮眠する。

13日4時半頃 道の駅を出発。

舟山十字路ゲートの駐車スペースに5時前に到着。

それでも地元の軽トラがたくさん停まっていた。

きのこ採りの人たちらしい・・。

ゲートを越えて 出発!

舟山十字路駐車場

八ヶ岳で初めて見た

朝飯を食べて 出発の準備をする。 予想に反して アブがいない・・・。

軽トラでやってきた地元のキノコ採りのオッサンに訊くと 1ヶ月前まではアブの帝国だったけど

今は滅亡し・・・この時期 アブの心配は全く無いとのこと。

それは ラッキ〜!・・・と ノースリーブのシャツで 出発の準備!

5時40分 元気にゲート内へ入ろうとすると・・・(。-_-)ん? 「熊出没注意」の標識。

えっ? 八ヶ岳では 初めて見たよ・・・熊注意の標識!

右が御小屋尾根ルート

ゲート内に入ってすぐに左に折れる。

直進すると南稜ルート。ボクらが歩く一般登山道の

御小屋尾根ルートは 左に折れて暫く林道歩き。

途中までは 車が通れる程の広い登山道。

ちょっと蒸し暑いけど 花の種類が多くて

けっこう目を楽しませてくれる登山道だ。

6時55分 御小屋山(2137m)山頂に到着。

何も無い山頂だけど・・・・・。

御小屋山(2137m)山頂

7時3分 御小屋山を出発・・・だんだん急登に。

どう見ても登山道に平行した所に 赤いマーカーが

続いていて・・・なんか違和感を感じる登山道。

7時41分 不動清水入口に到着。

ここまで誰にも会わなかったけど ココで休憩中

一人の登山者が 登って行った・・・なんか安心感。

7時50分 不動清水入口を出発。

少し登ると 開けたところがあったが 隣の尾根は

真っ白いガスに霞んでいた・・・ヾ(^o^;)オイオイ 

不動清水の水場入口

ガスガス?

森林限界を超えると濃霧

森林限界を超えると 更にガスが濃くなり

辺り一面真っ白・・・視界は ほとんどない状態に。

登山道は崩れやすい急斜面・・・しかも 滑る。

落石に注意しながら

設置されていたロープを頼りに登っていく。

腕が太くなっちゃうよ・・・┓(´_`)┏

稜線まで登りきると・・・やっぱりガスで白の世界。

すぐソコにあるはずの阿弥陀岳山頂も見えない。

崩れやすい斜面を登る

9時42分 阿弥陀岳(2805m)山頂に到着。

山頂には登山者が2人だけ・・・

一面 ガスに覆われた山頂は 全く眺望ナシ!

眺望と言う前に・・・視界が悪すぎる・・・ ┓(´_`)┏

山頂では すぐに汗が冷えて寒くなり

湿ったシャツを脱ぎ 長袖シャツに着替えた・・・。

それでも休憩中 何人か中岳側から登ってきた。

みんな山頂に到着するとガッカリした表情に・・。

阿弥陀岳(2805m)山頂

眺望ナシの山頂

落石に注意しながら下る

10時 阿弥陀岳より中岳のコルへ下山開始。

こちらはメインコースで下から登ってくる人が多い。落石を起こさないように慎重に下っていくと

途中 正面のガスが晴れ 中岳・赤岳が現れた。

 (ノ゚O゚)ノ OH〜〜〜!!

やっと山の写真が撮れた・・・(*’-’*)アハハ♪

赤岳の左に横岳は見えるが それより奥の

硫黄岳は ガスの中である・・・まぁ いいか♪

中岳の向うに赤岳

10時27分 中岳のコルに到着。 水分補給をして 10時30分 中岳に向かって歩き出す。

やっぱりメインコースになると登山者の数が多くなる・・・やっと八ヶ岳らしくなってきた。

10時40分 中岳に到着。 南に今日歩くキレットが見える。 10時45分 赤岳に向かって歩き出す。

中岳から下る斜面に 今日初めてコマクサ発見! 形のいい女王様だ・・・V(^0^) 

ケルンに小石を1つ積む

文三郎道との合流地点

中岳から下ってきた鞍部に小さなケルンが1つ。

ボクも小石を1つ ケルンのテッペンに置いてきた。

さて ここから赤岳に向かってキツイ登りの始まり!

特に文三郎道との合流地点までがキツイ登りだ。

(* ̄0 ̄)/ ファイトォ!  (* ̄0 ̄)/ オゥッ!! 

それでも 今日は太陽が隠れているので

あまり暑くなく助かった・・・ゆっくりと1歩1歩だけど

一気に岩稜帯下部まで登ることができた。

赤岳に向かう急登

岩稜帯になってから一気に高度が上がる。

ここの岩場は かなり登りやすい登山道だと思う。

キレット方面からのルートと合流してからすぐに

岩稜帯の稜線に出る。 ここからすぐ山頂になる。

11時47分 赤岳(2899m)山頂に到着。

西側に昨年は無かった新しい祠が建っていた。

相変わらず周囲の眺望は良くないが 人は多い。

山頂標識前の記念撮影は 順番待ち・・・。

赤岳(2899m)山頂

記念撮影後 赤岳頂上小屋のある北峰へと移動。

頂上小屋の正面には 昨年までヘリポートを兼ねた

木製の広いテラスがあったが 噂どおり無くなって

木製のベンチがいくつかあるだけになっていた。

あとでキレット小屋で聞いたのだが

大荒れだった今年の正月に 吹き飛ばされ

小屋横のポンプ室の屋根を壊していったそうだ。

ここのベンチで 眺望ナシの昼食にした。

赤岳頂上小屋

昨年まではテラスだった

12時45分 赤岳山頂より下山開始。 今日の目的地キレット小屋に向かう。

文三郎道方面と権現岳方面の分岐をみんな右に下っていくが

ボクらは直進・・・直進してキレットに向かうのはボクらだけみたい。

真教寺尾根との分岐までは 数人の登山者とすれ違ったが

それ以後 しばらく誰とも会わなくなった。

キレット  急降下開始

キレットへの分岐

真教寺尾根との分岐から 一気に高度を下げる。

そして切れたった鎖場が連続するようになる。

曇りでよかった・・・この岩稜帯が雨で湿ってなくて。

それでも 足を滑らせたら 間違いなく堕ちる。

ワイフの行動にも充分注意しながら下っていく。

草で足元が見えない所は 特に慎重に・・・。

でも 周囲の眺望はいいな・・・・爽快 感最高!。

これでガスがかかっていなかったら最高だろうな♪

足元注意!

気分爽快!・・・そうかい?

いつの間にか空は青空・・・

周囲のガスは 完全になくならないけど

阿弥陀岳〜中岳〜赤岳の稜線がカッコイイ♪

< 写真撮る余裕ナシ・・・ポリポリr(^^;) >

 

せっかく持ってきたヘルメットだけど・・・

必要なさそうだな。 ・・・と 思っていたら・・・

突然 1cm程の小さな小石が

目の前に落ちてきて バウンドして胸に当った。

Σ( ̄ロ ̄lll) 

やっぱり持ってきて良かったかも・・・・。

念のためヘルメットを着用!

山岳ヘルメット初体験であ〜る♪

気分は・・・いっぱしのクライマー?

(*’-’*)アハハ♪

ついに・・・ヘルメットデビュ〜!

堕ちるなよー♪ 助けに行けないからなー!

気分はクライマー♪・・・なんちゃって

岩稜部が終わると 今度は崩れやすいガレ場を急降下・・・。

赤い石のガレ場・・・赤岳だから??

このガレ場・・・かなり崩れやすい・・・上を下ってくるワイフの足音が落石の音に聞こえる

下から登ってくる単独男性を発見! さらに落石を起こさないように注意を払う。

距離が近づくと 落石を落とす可能性があるので しばらく待って 登ってきてもらった。

結局 このガレ場を下りきるまでに こんなことが2度あった。

ここは 登るより下る方が怖いガレ場だなぁ・・・・。

崩れやすいガレ場

やっと 最低鞍部まで下って・・・安全地帯♪

コマクサの斜面の奥に小屋

やっとガレ場を下りきると樹林帯に入る。

小さなアップダウンを歩くと

コマクサの咲く斜面が現れ 奥にキレット小屋が。

14時21分 ようやくキレット小屋に到着!

本日9時間近くの行程がやっと終わった。

お疲れ〜らいす!

キレット小屋は収容人数30人の小さな小屋。

小屋番1人だけのアットホームな小屋。

やっと 到着・・・V(^0^) 

1番乗りです・・・ボクらが・・・<o( ̄^ ̄)o> エッヘン!!

今夜は ボクらの他に赤岳鉱泉からの御夫婦が1組。

観音平からの素泊りの御夫婦が1組と8人の団体が1組だそうだ。

1泊2食付で7800円だが +500円で個室にしてくれるとの薦めに応じて

安いから(北アなら相部屋でも9800円だし)個室にしてもらった。

2番目に到着の赤岳鉱泉からの御夫婦も個室にしていた。

この御夫婦とは 歳も同じくらいで 今日同じルートを下ってきたこともあり

話が弾み 夕食後までず〜っと一緒に飲んじゃった・・・(*’-’*)アハハ♪

お疲れ〜らいす♪

色落ちで白くなったコマクサ

正真正銘の白いコマクサ

小屋の横の斜面のコマクサを観ていると

白いコマクサが何株か咲いている。

ピンクから白になりつつある様なコマクサもある。

(。-_-)ん? 白いコマクサは 別品種のハズだが。

小屋番の清瀬さんに訊いてみると

白いのはピンクのコマクサが色あせた株だと言う。

ココの斜面は 自然環境が比較的いいので

過酷な所に咲くコマクサと違って色が薄いそうだ。

厳しい環境で育つコマクサは 色が濃く 大きくなるけど ここのように比較的恵まれた環境では

小さく薄い色のコマクサが多く すぐに色が落ちてしまうとのこと。

そういえば・・・北アルプスのコマクサは 八ヶ岳のコマクサより 大きくて色が濃い。

清瀬さんが ホントの白いコマクサが咲く所まで案内してくれた。 1株だけだった・・。

鹿が 夜 白いコマクサだけを食べてしまうとのこと。 明日の朝は無いかもしれないとのことだった。

(結果的に・・翌朝 無事に残ってたけど・・・)

 

予約の素泊り8人の団体・・・・結局 連絡もナシに来なかった。

夕食の準備をしていた清瀬さんが気の毒だった。

美味〜いカレーだったのに・・・・。

 

〜2日目〜

キレット小屋〜権現岳〜青年小屋〜西岳〜千枚岩〜広河原ゲート〜舟山十字路

朝食の時間は何時でもOK! 前日に申告する時間に準備してくれる。

ボクらは5時に御願いしてあったので 4時半ごろ起床。

外を見ると・・・・ガスで真っ白。

朝食後 少し明るくなってきてから 外に出ると・・・ガスだけではない。

霧雨? 小雨? 雨が降ってる・・・・Σ( ̄ロ ̄lll) 

今日の心配箇所は 権現岳への直登の61段の長〜い源治梯子。 

そして・・・西岳から下った後 舟山十字路へ戻る廃道。

大丈夫かなあ?・・・特に 源治梯子は滑りそうだし・・・・。

レインウェア着込んで出発

天候悪すぎだよー!

6時15分 レインウェアを着込んで

キレット小屋を出発。 権現岳を目指す!

そういえば・・・おNEWのスパッツ初装着。

ザックに付属のレインカバーも 初装着だぁ!

いきなり雨で滑りやすい急登になる。

樹林帯を抜けて稜線に出ると・・・Σ( ̄ロ ̄lll) 

ガスガス&強風!

時折吹く突風に体がふらつく・・・

強風&濃霧

突然 コマクサの大群落が現れた

風下側の崖からは なるべく離れて歩くようにする。

視界が悪すぎる・・・

森林限界を超えた稜線なのに視界は5mほど。

知らない間に 登山道を外れ 間違った方向へ

下ってしまうアクシデントもあったけど

途中 気付いて なんとか登山道に復帰。

大きく時間をロスしてしまった・・・・。

突風に気をつけて歩く

たぶん・・・旭岳 山頂

何回かアップダウンを繰り返すと 突然 ガスの中 風上側のの斜面に コマクサの大群落を発見!

さすがに この厳しい環境の中・・・・大きな株の見事なコマクサだぁ!

最近は 八ヶ岳のコマクサも鹿害で かなり群生地が無くなってきて

あっても小さなコマクサが点在しているだけの印象が強かったけど

ここのコマクサは 大きくて数も多く・・・・濃霧の中 幻想的な光景だった。

山頂標識が無かったけど 三角点があったので

たぶん ココが旭岳(2672m)であろうと思えるピークを過ぎると

突然現れた・・・61段の源治梯子! まるで天国へ延びている様な梯子だ。

強風の中 この梯子を無事に登りきれるか?

しかも・・・梯子は直径12〜3cmの丸棒で出来ている。

濡れているから 滑るだろうなあ・・・・

ワイフに 爪先で踏んで登らないように注意してから 先に登ってみる。

思ったより垂直ではないが ちょっと腕立て伏せのような姿勢で登るので

途中 腕が疲れてきた・・・・今回は 筋トレのような場所が多い山行だなぁ。

風が強く 途中で止まるのは怖いので ちょっと頑張って登ってしまった。

V(^0^)

源治梯子

長〜い階段・・・まるで筋トレだよ

ガスの中からワイフが

レ(゜゜レ) もう少し!

登って下を見ると ガスでワイフの姿は見えない。

気をつけて登ってくるように叫んでから

しばらくして ようやくガスの中からワイフが現れた。

ゆっくり時間をかけて登ってきたワイフ

無事登り切ることが出来て 一安心!

ここまで来れば 権現岳山頂は すぐそこだ。

(* ̄0 ̄)/ ファイトォ!

権現岳(2715m)山頂直下

権現岳山頂への稜線も相変わらずの強風!

7時50分 権現岳山頂に到着。

権現岳山頂の大きな石の上(2715m)には

強風の為 危険でとても立てる状況ではなかった。

8時 青年小屋を目指して下り始める。

ココからは 危険な所は無いと思っていたのは

間違い・・・小雨に濡れた岩稜帯の下りは 滑る。

充分に注意しながら 鎖をしっかり握って下る。

濡れて滑る岩稜帯を下る

また・・・筋トレ山行のようになってきた。

(*’-’*)アハハ♪

ただこの下り斜面は 風が全く無くなり 

それが 唯一 楽になったかな・・・・。

ギボシ ノロシ場と順調に下って

樹林帯の中に入れば もう少しで青年小屋。

こんな天候でも けっこう権現に向かって

登っていく人が多いのに ちょっと驚き・・・。

鎖をしっかり握って下る

ノロシ場(2530m)

青年小屋

8時57分 青年小屋に到着。

青年小屋で 西岳から千枚岩 広河原への廃道の

ことを訊いてみたけど・・・よくわからないという。

まいったなぁ ┓(´_`)┏ ・・・大丈夫かなぁ。

9時5分 青年小屋を出発。 小屋の裏手の

キャンプ場から 源治新道を通って西岳を目指す。

このルートで八ヶ岳主稜線のルート全て繋がった。

\(^o^)/バンザーイ!!

源治新道

青年小屋からは また誰にも会わなくなった。

苔に覆われた蒸し暑〜い登山道を登っていく。

クマが出そうな登山道だ・・・・。

 

途中 雨に降られて レインウェアを着たり

雨が止んだら 蒸し暑くて 脱いだり・・・

かなりゆっくりしたペースで歩くも

汗ビッショリなってしまった。

西岳(2398m)山頂

立場キャンプ場コースに下山

10時2分 西岳(2398m)山頂に到着。 ここは八ヶ岳の八つの峰で1番低い山頂だ。

相変わらず周囲はガスで何も見えない・・・すぐ横の編笠山さえ 影さえ見えない・・・┓(´_`)┏

荒れた登山道を下る

10時10分 水分補給をして 下山開始。

立場キャンプ場方面のコースを下り始める。

このコース ほとんど使う人ないのかな?

かなり荒れたコースで 苔が多く 段差も大きく

崩れやすい 倒木が多い 滑る登山道を下る。

標識も 字が消えかかった物ばかりだ。

途中 分岐点があったが 「千枚岩コース」と

かろうじて読めたので 迷わず直進する。

ヘビ出るなよ〜

直進するとすぐに道幅が極端に狭くなり 草ぼうぼう・・・(。-_-)ん? ホントにこっちでいいのかな?

暫く歩いていくと 「立沢へ」と書かれた標識が立っていた。

えっ? 立場じゃあなくて・・・・立沢??

そんな地名 地図には載ってないないぞ・・・・・。

でも コンパスで確認すると方向は合っていそうなので そのまま下ってみると林道の終点に出た。

左は 広い林道、 右と正面に 細い登山道らしき道が延びている。

朽ちかけた標識があって 右は「信玄の隠岩」 直進は「第五分配池」と書かれている。

??? 千枚岩はどっちだぁ? 地図に載っている地名は 信玄の隠岩だけ。

でも方向が 明らかに違う・・・・。

試しに 左の林道を歩いてみると 少し行った所に「千枚岩林道」って標識があった。

正解かな??・・・・しかし へんだ。  もう一度 地図とコンパスで 冷静に判断をしてみる。

結果 林道を引き返し 先程の直進コース「第五分配池」方面に下ってみることにした。

かなりの時間ロスだな・・・・ポリポリr(^^;)

暗い林の中を下っていくと右側に大きな石が。

これが「千枚岩」? 千個もないのに??

もう少し下ってみると 大きな石がたくさんある。

確信した! これは絶対「千枚岩」だぁ!

ちゃんと 標識作っておけよな。

11時55分 千枚岩通過。

千枚岩の先の分岐に 標識があった。

千枚岩?

広河原への廃道

左が「第五分配池」 直進が「広河原」・・・あったぁ! 広河原という地名の標識。

広河原への道は廃道ということで道迷いを心配したが(今日は ここまでも 何回も道迷いしてるし)

ルートはしっかり残っていて 古い赤いテープと新しい青いリボンのマーカーがあり安心して進んでいく。

青リボンと赤テープが目印

途中 赤いテープが無くなり

道の痕跡と分かれて 青いリボンが下っていくので

疑問を抱きつつ 青いリボンのある方向に下るも

明らかに 登山道ではなくなり 崖に出てしまった。

またかよ・・・今回は 多いなあ。 道迷い。

元の所まで 崩れやすい柔かな斜面を登り返して

道の痕跡のある方向へと進んでみる。

しばらくすると こちらも とんでもなく荒れてきた。

広河原ゲート

それでも 冷静になってみると 赤いテープを発見! 良かったぁ!

とんでもなく荒れたルートから いきなり林道へ出た。 チェーンが張ってある。

そうか! ここが 広河原ゲートかぁ! 12時38分 広河原ゲート通過。

小さな沢を渡渉

あとは・・・林道歩き

広河原ゲートからすぐ 3回ほど小さな沢を渡渉し

その後は ほとんど平坦な林道歩きとなる。

途中 分岐があり 直進が「立場キャンプ場」

右が「ハイキングコース」の標識が立っていた。

おそらく 右の「ハイキングコース」だろうと

迷わず 右へ曲がって歩いていく。

この辺の標識は 判りにくいなあ・・。

方向の地名を統一して欲しいなあ・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...

八峰 阿弥陀聖水

「八峰 阿弥陀聖水」という水場があった。

間違いない! こちらで正解!

冷たい湧き水で 顔を洗う。

冷たい水が気持ちいい〜♪

喉を潤す。

美味い! 生き返ったぁ!!

 

さあ 駐車場まで もう一頑張り!

美味い♪

12時55分 やっと舟山十字路の駐車場に到着!

長かったぁ!  お疲れ〜らいす! GOOD JOB! 

無事 舟山十字路に帰還!

天候に恵まれず 全く眺望の無かった今回の山行 道迷いばかりの山行

かなりハードな2日間だったけど 楽しい夏の山行になった。

V(^0^)