赤 岳(2回目)2899m

2009・10・24

八ヶ岳・山梨県

美濃戸やまのこ村駐車場〜南沢〜行者小屋〜赤岳

〜赤岳天望荘〜行者小屋〜赤岳鉱泉〜北沢〜やまのこ村駐車場

 

今年の3000m級の山のシーズンは もう終りに近い。

最後に乗鞍岳へと思っていたら 雪やスカイラインの凍結で

畳平へのバスが運休することが多くなってきているとのこと。

Σ( ̄ロ ̄lll)   せっかく行ってバスがなかったら・・・・・やめておこう。

じゃあ・・・御嶽山?  遠いなあ・・・。

近場の八ヶ岳・・・一度しか登ったことのない赤岳にしよう!

 

今回は 文三郎道を登り 地蔵尾根を下るラウンドコースを歩いてみよう!

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やまのこ村

駐車場の車は少ない

23日(金)の21時ごろ自宅を出発。 

美濃戸の「やまのこ村」駐車場に24時ごろ到着。

停まっている車は1台・・・少なすぎないか?

車中泊して 朝5時過ぎに目覚めると車は4台。

やはり・・・少ないなあ。

山荘の管理人が駐車料金1000円を徴収に来た。

支払い終わって 朝食を食べて 支度をする。

その間に 周りの車の人は 皆 出発していった。

6時15分 やまのこ村駐車場を出発!

予想外にガラガラの駐車場に この時期登る人がいないのかと不安になる。

「やまのこ村」から一番奥の「美濃戸山荘」までは 林道歩きとなる。

ひとつ上の「赤岳山荘」の駐車場は 満車に近い状態だった。・・・ホッ。

そして ちょっと離れて「美濃戸山荘」がある。  (。-_-)ん?

前回駐車した山荘手前の駐車場が・・・荒地になっている。

「駐車場はやめました」という古ぼけた看板が立っていた。

看板の痛み具合からして 数年前からやめているようだ・・・。

美濃戸山荘の駐車場跡地

美濃戸山荘

ここから一般車進入禁止

左・・北沢   右・・南沢

沢沿いの林の中を登る

美濃戸山荘から奥は北沢ルートの途中まで林道だが 一般車は進入禁止。

ボクは 前回同様南沢ルートを登っていく。

水量の少ない南沢の横の林の中を緩やかに登っていくルート。

周りに人がいないので静まり返っている。

ボクのクマ除けベルがチリ〜ンチリ〜ンと静けさの中に響く。

暫くすると ボクの隣に停まっていた車の人を 追い抜いた。

ここから 何組かのパーティーを追い越して 順調に登る。

白河原

水のない河原のような地形・・・白河原に出ると 正面に横岳が見える。

ちょっと白河原を歩いてから再び林の中を歩き

再び白河原に出ると 行者小屋は近い。

そして 今日初めて これから登る赤岳の全景が姿を現した。

赤岳の右端から登り 南峰 北峰 そして一気に下り赤岳天望荘を通り

ちょうど写真の左端から地蔵尾根を下るコースがよくわかる。

横 岳

赤 岳

行者小屋

7時53分 行者小屋に到着!

ここまで かなりいいペースで登ってきた。

けっこうたくさんの人を追い抜いてきたし・・・。

やっぱり 単独行だと ハイペースになっちゃうなぁ。

ここで 今日初めての長めの休憩をする。

 

8時5分 行者小屋を出発!

行者小屋を出発!

左・文三郎道 右・中岳コル

阿弥陀岳

文三郎道の金網階段

振り返ると行者小屋

出発してすぐに文三郎道と中岳のコルへの分岐。

今日は 左の文三郎道を登る。 いきなりの急登。

ガレて滑りやすい急登に苦戦。

そしてエキスパンドメタル(金網)の長い階段。

この文三郎道 ホントにキツイ登りだった。

天狗岳   硫黄岳  横岳

手前が中岳 奥が阿弥陀岳

見上げれば 赤岳。 左を見れば 赤岳から横岳 そして硫黄岳と赤岩の頭 その奥に 天狗岳。

八ヶ岳の主稜線がバッチリ見える!

右をみれば阿弥陀岳から中岳 そして文三郎道が突き当たる稜線。

眺望はいいんだけど・・・・。

今まで ボクが歩いた八ヶ岳の登山道の中で一番キツイ!・・・(たぶん)

8時53分 ようやく文三郎道を登りきり 阿弥陀岳〜中岳から赤岳への稜線に到着!

ふぅ〜!! たどり着いた稜線の向こう側に眺望が開けた!

南八ツ・・・権現岳・編笠山の奥に 曇り空でちょっとボヤケ気味だが 南アルプスの稜線が 見えた!

中岳から奥の阿弥陀岳へ真っ直ぐ続く稜線

権現岳・編笠山の奥に南アルプス

9時 赤岳山頂を目指して 最後の登りに挑む!

ここから山頂までは 岩稜帯の岩登りが続く・・・・。 (* ̄0 ̄)/ ファイトォ! (* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

岩登り・・・・セルフで撮ってみました。

山頂まで岩登りが続く

ミニ三脚を使って 岩を登る姿をセルフタイマーで撮ってみました。

なかなか上手く撮れたかも・・・・ただ また下ってカメラを回収しなければ・・・ ┓(´_`)┏

 撮影後 再び下ってカメラを回収・・・。

薄っすらと幻想的な富士山

9時18分 赤岳(南峰)山頂に到着!

先ずは・・・記念撮影。

先行者は1人だけ・・・すぐに北峰へ行ってしまい

貸切状態になる。・・・曇り空だが 眺望はある。

風がちょっと冷たい・・・上着を着込む。

ドライマンゴーで ちょっとエネルギー補給。

先日ネットで購入した「7Dマンゴー」だ・・・。

赤岳(南峰)2899m山頂

中岳・阿弥陀岳

富士山

北峰の赤岳頂上小屋

なんか南峰 混んでるぞ

一休みしているとカップルが登ってきたので

「赤岳頂上小屋」のある北峰へいどうする。

小屋でヤマTを買おうとしたが売っていなかった。

北峰も 貸切だぁ!

(。-_-)ん? 南峰を見ると・・混んでる。

良かった・・・・早めに北峰に来て。

北アルプスも 薄っすらとボヤけて一応見える。

写真には写らなかったが 御嶽・乗鞍・槍穂・・・。

南アルプス

横岳〜天狗岳の稜線と奥に蓼科山

9時40分 赤岳より北側斜面を下山開始。 赤岳天望荘目指して下る。

登ってくる人がかなりいるので ガレた滑りやすい斜面の下りに落石しないように注意して下る。

9時55分 赤岳天望荘に到着!

ここでもヤマTは売っていなかった。

10時 赤岳天望荘を出発!

横岳への稜線を進み 地蔵尾根分岐を左に下る。

ここから行者小屋へ一気に下る。

地蔵尾根分岐

地蔵尾根を登ってくる人

赤岳天望荘

横岳への稜線を歩く

地蔵尾根を下り始めてすぐ カップルが登ってきた。・・・白河原で抜かしたカップルだ。

向うもボクのことを覚えていて・・・・「早ッ! もう赤岳登って 下りてきたんですか?」って。

V(^0^)

鉄階段

地蔵尾根の下りは けっこう長く感じた。

滑りやすい斜面と 鉄階段・・・・。

コースタイムが 文三郎道より短いからか

コチラを登ってくる人がかなり多かったけど

登りは文三郎道の方がキツイけど楽しいかも。

10時40分 行者小屋の裏に到着!

右に折れれば赤岳鉱泉への登山道だが

一旦 右に折れ 行者小屋で休憩。

行者小屋の裏に到着

行者小屋でもヤマTは売っていなかったΣ( ̄ロ ̄lll)

 

10時50分 行者小屋を出発!

小屋の裏から 赤岳鉱泉を目指して歩き始める。

最初 ちょっとだけ登るが すぐに下りになる。

横岳の大同心の直下を歩くコースだ。

ボクは かなり下りが長く感じた・・・・。

北沢から ここを登ってくる人もけっこういるが 

南沢コースの方が 絶対に楽だよなぁ・・。

横岳 大同心直下を歩く

11時9分 赤岳鉱泉に到着! ここにもヤマT売ってなかった・・・・。このエリア ヤマT無いのかな?

赤岳鉱泉はモンベルショップになっていて レインウェアや 多くのザックが壁に吊るされていたけど

レインウェアはともかくとして ここでザック買う人っているのだろうか???

アイスクライミング用アイスキャンディ製作中

玄関前のテーブルを借りて昼食に。

今日は スパゲティに 鳥のササミを入れて

「ザ・スパゲティ!」 & コーヒー

 

小屋の裏では 冬のアイスクライミングの練習場

通称「アイスキャンディ」を製作中だった。

11時50分 赤岳鉱泉を出発!

赤岳鉱泉

ザ・スパゲティ

北沢は水量が豊富

赤岳鉱泉からは 水量の豊富な水量の北沢沿いに下っていく。

何回か橋を渡りながら マイナスイオンをたっぷり浴びて歩いていく。

下るにつれて だんだん紅葉も鮮やかになっていく。

相変わらず 登っていく人と多くすれ違う。

堰堤の下で沢を渡ると 北沢と分かれて 林道歩きになる。

美濃戸から この堰堤まで許可車両は入ってこれるようだ。

何回か橋を渡る

マイナスイオンたっぷり?

紅葉も見られるように

紅葉した木の近くで バーベキューをしている車を

何台か見かけた・・・・けっこう 盛り上がっていた。

 

林道歩きは 楽だけど・・・すぐに飽きる。

だんだん 金色に色付いた木が目を楽しめるけど

それも すぐに飽きた・・・・(*’-’*)エヘヘ♪

紅葉の木の中に 赤い屋根見っけ!

美濃戸山荘裏の紅葉

堰堤からは林道歩き

美濃戸に近づくと紅葉が

12時44分 ようやく美濃戸山荘に到着!

一応 ヤマTあるか訊いてみたら・・・やっぱり無かった。

そして・・・赤岳山荘でも・・・・ヤマTなかった。

 

12時48分 やまのこ村駐車場に無事帰還!

帰り支度をしてから 一応やまのこ山荘でヤマT訊いたら・・・・あった!

でも・・・なぜか 高見石小屋のTシャツ

なんで???