硫黄岳(2760m)

横 岳(2829m)

2008・6・14

長野県茅野市

 

桜平⇒夏沢鉱泉⇒オーレン小屋⇒夏沢峠

⇒硫黄岳⇒硫黄岳山荘⇒横岳⇒硫黄岳⇒赤岩ノ頭

⇒オーレン小屋⇒夏沢鉱泉⇒桜平

今年も横岳にツクモグサが咲く季節になった。

5月は 週末になると天候が悪くなりほとんど山に行けなかった。

約1ヶ月ぶりの山行は 今年もまた横岳へ ツクモグサを観に行く事にした。

海ノ口登山口から杣添尾根を登ろうかとも思ったが

やっぱ桜平から夏沢峠〜硫黄岳〜横岳の稜線歩きを楽しむ事にした。

 

この時期 桜平はかなり混むので 自宅を4時に出発したのだが。

桜平に到着したのは 6時半・・・もう駐車場は満車でした。

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サポートソックス初装着

林道沿いには 数台しか停まっていなかったので

ゲート近くのスペースに駐車することが出来た。

今日は 先日購入した3990円の高価なソックス

サポートソックスCGソックスEX-33を履いて

初めて 歩いてみることに・・・効果あるのかな?

 

7時9分 青空の広がる桜平を元気に出発!

ゲート内に入り 新緑まぶしい林道を歩き始める。

 

7時29分 夏沢鉱泉に到着。昨年ここで振り返ると

北アルプスの山並みがキレイに輝いていたけど

今日は 霞んでまったく見えなかった・・・・。

ネット仲間のえびさんから得た情報をで

ここで特別なピンバッチを購入するつもりでした。

「八ヶ岳全景」というピンバッチ2000円。

ケースに入った4つのバッチで 八ヶ岳全域を

表していて これは欲しいと思っていました。V(^0^)

八ヶ岳の空は快晴!

新緑がキレイ

バッチセット「八ヶ岳全景」

7時35分 夏沢鉱泉を出発。

夏沢鉱泉とオーレン小屋の中間くらいの所から

まだ残雪が残っていた・・・今年は残雪多いんだな。

 

オーレン小屋手前からは 硫黄岳が見える。

これから登る硫黄岳稜線のケルンまで見える。

今日は・・・暑そうだ。

 

マイナスイオンどっぷり・・

硫黄岳の稜線

オーレン小屋

8時9分 オーレン小屋に到着。

到着すると「ROCKYさん」と声をかけられた。

えっ? 青年が微笑んで立っていた。

ネット仲間の竹朗さんでした。

4年4ヶ月ぶりの再会です。

竹朗さんは 山の会7人のパーティのリーダーで

来ているそうです。相変わらず素敵な笑顔です。

ボクも竹朗さんも 同じコースを歩く予定なので

今日は何回か会いそうですね・・・・・V(^0^)

カモシカ

竹朗さんのパーティが元気に出発していきました。

ココからの本格的な登りに備えて登山靴の紐をしっかりと結び直して気合を入れる。 レ(゜゜レ) 

8時25分 オーレン小屋出発。 オーレン水の方をなんとなく見たら・・・・ (ノ゚O゚)ノ OH〜〜〜!!

大きなカモシカが5mほどの所に立っていた・・・・悠然としてるなぁ。

残雪の登山道

夏沢峠からの硫黄岳

オーレン小屋からすぐに登山道には残雪が。

今年は やはり残雪の量が多いようだ。

 

8時42分 夏沢峠に到着。

ここから山荘越しに 青空の下

硫黄岳の爆裂火口がの壁が見える。

ここから南八ヶ岳の竜泉歩きになる。

ここ夏沢峠は 無風で暖かかったが

硫黄岳から下りてくる人は 防寒着を着ていた。

稜線上は 風が強いのだろうか? 下りてきた人に訊いてみると かなりの強風のようです。

今まで 半袖Tシャツで登ってきたけど ここで長袖シャツを1枚Tシャツの上に着込んで寒さ対策。

 

8時50分 夏沢峠を出発! 周囲に木があるうちは 風も弱く寒くはなかったが

森林限界を超えた稜線上に出ると 物凄い強風に悩まされた。

硫黄岳のこの稜線は 強風とガスで有名だけど・・・今日の強風は 半端じゃあないよ。

ボクの体重でも 体を持っていかれるほど・・・・風下側が谷になる時は かなり注意して登った。

だんだん強風に

夏沢峠の向うに天狗岳

ワイフはレインウェアを着て

見上げると硫黄岳山頂

風下に向かうと体を風が押すので 登るのが楽だけど 風上に向かうと 風で呼吸ができませーん!

遅れ始めたワイフを待っていようにも

寒くて立ち止まっていることが出来ないので

時折 下を見ながら 頂上を目指す。

いつのまにかレインウェアを着込んでいるワイフ。

かなり下を歩いてるので 10倍ズームでパチリ!

 

夏沢峠の向うに天狗岳など北八ツの山が見える。

進行方向を見上げれば 硫黄岳山頂が見える。

はるか下を登ってくるワイフ

10分遅れで山頂に到着

9時33分 硫黄岳(2760m)山頂に到着! ワイフは まだ遥か下を登ってる。

遅れること10分 ワイフも山頂に到着! お疲れーらいす! V(^0^)

硫黄岳(2760m)山頂

赤岳をバックに

硫黄岳山頂より南八ヶ岳の眺望

今日は 山頂からの眺望は素晴らしいけれど

あまりにも風が強く寒いため みんな長居せず

写真だけ撮って そのまま下っていきます。

ボクらもワイフ到着後は 写真を撮ったら

9時50分 硫黄岳山荘へ向けて稜線を下ります。

硫黄岳山荘付近は 夏になると高山植物が

たくさん咲いてるけど 今年はまだ花は無かった。

そして ここから横岳へ向かっての登りが始まる。

今日は ここも思いっきり強風だ。

山荘で休憩していた竹朗さん軍団が

すぐに追いついてきて あっさり抜かれた・・。

爆裂火口を覗き込む

横岳に向かって 稜線を下る

竹朗さん軍団に抜かれる

(*’-’*)アハハ♪

ここも横からの強風で体が横に流される。

竹朗さん軍団は安定した歩きで登っていく。

さすがだなぁ・・・・。

 

カニのヨコバイ付近からツクモグサが咲いていた。

咲いているというより ほとんどツボミ状態だけど。

半開き状態のツクモグサが・・・少々。

カニの横バイ

ツボミ状態のツクモグサ

咲きかけのツクモグサ

それでも写真に撮って 帰宅後 見てみたら

それなりに写ってました・・・ツクモグサ。

(*’-’*)エヘヘ♪   V(^0^)

 

でも・・・今年のツクモグサ小さくないかなぁ?

毎年思うんだけど

年々小さくなっていくような気がするなあ・・。

たぶん気のせいだと思うけど・・・ポリポリr(^^;)

10時48分 横岳(2829m)山頂に到着!

山頂は時間が早いからか空いていた。

すでに竹朗さんたちも くつろいでいた。

先ずは記念撮影・・・・と その時

「ROCKYさんですか?」と女性の声  エッ?

野うさぎさんのサイトでお名前をお見かけする

はなねこさんでした。 初めまして〜

はなねこさんとも記念撮影してもらいました。

横岳(2829m)山頂

竹朗さんと・・V(^0^)

横岳山頂から一度赤岳方面に下って付近を散策してみました。

数は少なかったけど ツクモグサの他にも オヤマノエンドウ チョウノスケソウ ミヤマキンパイが

咲いていました・・・・・さすがは 花の豊富な横岳の稜線ですね〜!

ツクモグサ

オヤマノエンドウ

ミヤマキンパイ

ハクサンイチゲ

花と八ヶ岳 赤岳〜中岳〜阿弥陀岳の稜線と花がマッチしますね〜  遠方に南アルプスが薄っすらと見えます

一番開いていた(?)ツクモグサ

11時20分 再び横岳山頂に戻ってきて

昼食タ〜イム!!

ここへ来た時は 八ツを正面に贅沢な昼食タイム。

ただ今日は南アルプスは薄っすらと見えるが

北アルプスは霞んで見えないのが残念・・・。

今年は 南アルプスも雪が多そう。

まだ北岳は真っ白でした。

 

いつものようにラーメン食べながら

「昨年はココでラーメン食べてたらカモシカさんに

声をかけられたね」と ワイフと話していたら

背後から「いたいた・・・ROCKYさん!」と声が・・

振り返ると・・カモシカさんが 笑顔で立ってました。

え〜っ! カモシカさん先週もココへ来たんじゃあ?

2週続けて来たんですかぁ?

ビックリの再会でした・・・(*’-’*)アハハ♪

八ヶ岳ザ・ラーメン

八ヶ岳ザ・コーヒー

カモシカさんの話によると 先週はツクモグサが たくさん開いていたとの事です。

ツボミ状態なのは 時期が早かったのではなく 今日は寒くて花が開いていないとのことでした。

なるほど・・・先週 来た人のホームページでは たくさん咲いていたとのことなのに

なんでツボミばっかりなんだろうって不思議だったけど・・・そういうことだったんだぁ。

横岳より撤収〜!

12時11分 カモシカさん・竹朗さんより一足お先に

下山開始。 なるほど・・・先程ツボミ状態だった

ツクモグサも お昼を過ぎて暖かくなったからか

花が開き始めていました。 なるほどなぁ〜

風も穏やかになり 稜線は暖かくなってきました。

硫黄岳山荘で竹朗さん軍団に追いつかれ

休憩しながら少し話をして 

竹朗さん軍団を見送りました。

暑くなってきた・・・

硫黄岳へ向かって ボクらも登り始めたら 風が穏やかになって暑さを感じるようになってきた。

もう長袖は・・・不要。 途中硫黄岳名物 稜線の大きなケルン横で Tシャツ1枚になりました。

13時4分 再び硫黄岳山頂に到着。

強風が吹いていない硫黄岳山頂は 穏やかで

眺望を楽しめるいい所です。

竹朗さん軍団も 山頂で休憩していました。

挨拶だけして 

13時10分 ボクらは赤岩ノ頭へ向かって出発。

また すぐに追いつかれるでしょう・・・

(*’-’*)アハハ♪

広い硫黄岳山頂

赤岩ノ頭へ下る

残雪の斜面を下る

案の定・・・赤岩ノ頭で追いつかれたので

先に下ってもらいました。

ここから樹林帯の中をオーレン小屋へ下りますが

林の中は残雪が多く かなり緩んだ雪に

足を滑らせないように注意して下った。

この滑りやすい下りは けっこうヒザにきました。

最後 オーレン小屋のテント場の中を通り抜け

小さな橋を渡ればオーレン小屋に到着だ。

オーレン小屋に到着

14時2分 オーレン小屋に到着。 竹朗さん軍団が 休憩中・・・・・。

挨拶を交わして 先に下り始めます・・・今度は どこで追いつかれるかな?

14時10分 オーレン小屋出発!

先程までの残雪の下りで けっこうヒザが疲労してる。

ちょっと登山道の雰囲気を変えるため 昨年出会ったボランティアのレンジャーに教えてもらった

原生林の中の苔のキレイなスポット横を通って下る。 癒されるなぁ・・・・・。

苔のキレイなスポット

夏沢鉱泉近くの沢

登山道横に夏沢が流れている・・・雪解け水が豊富な季節だ。

夏沢鉱泉手前で 一枚・・・パチリ!  水しぶきが清涼感を呼びます。

 

14時35分 夏沢鉱泉に到着。 ふと振り返ると・・・竹朗さん軍団が・・・

みなさん 今度は通り過ぎていきました・・・竹朗さんだけは「八ヶ岳全景」購入のため寄り道です。

 (ノ゚O゚)ノ OH〜〜〜!!

朝 見えなかった北アルプスの山並みが

薄っすらとではあるが・・・・見えてるじゃあないか!

 

14時35分 夏沢鉱泉をあとに・・・

さぁ・・・ゴールの桜平まで もう一踏ん張りだぁ!

o(*⌒O⌒)b ふぁいとっ!!       

      (* ̄0 ̄)/ オゥッ!! 

 

14時59分 無事 桜平のゲートに帰還!

 

1ヶ月ぶりの山歩き・・・・疲れたけど 楽しい山行でした。

強風で寒かったけど・・青空に恵まれたし 楽しい山友達との出会い・・・

素晴らしい1日でした。

V(^0^)

 

帰路 縄文の湯で汗を流し 風呂上りのドリンクを飲んでいると・・・・

またもや・・・竹朗さん軍団が・・・

お疲れーらいす! ・・・です。

V(^0^)